白内障治療点眼薬のシーナックで早めの治療を
シーナックはジェネリック薬の点眼薬であり、たびたび白内障治療に用いられます。
ある程度の高齢になると、早い遅いの違いや程度の違いはあれたいていの人に白内障の症状は現れます。
白内障とは眼球におけるレンズの役割を果たす水晶体という部位が濁り、メガネが曇ったようにまわりが見えにくくなってしまう眼球の病気です。
症状の進行は長い年月を掛けて徐々に徐々に進むので、あまり本人の自覚症はなく気づきにくいことが特徴で、医師の診断によって初めて気づく人もいます。
ただし、あまり進行を放置し過ぎると、日常生活に支障をきたすレベルになってきます。
白内障発症の原理は水晶体を構成するタンパク質が酸化によって変性することにあります。
シーナックという薬の有効成分は同じNアセチルカルノシンで、抗酸化作用がある成分です。
この抗酸化作用によって、酸化によるタンパク質の変性を防ぎ、白内障の進行を止めます。
使用方法ですが、開始当初の半年間は一日に2回の点眼をします。
症状の進行が緩和されれば、その後は一日に1回の点眼で大丈夫です。
シーナックはジェネリック薬のため、他の治療薬と比べて、リーズナブルな価格で購入することができます。
医師との相談の上、正しい使用を心がけてください。