手術以外の方法で白内障を治療できるシーナック
白内障になったらすぐに手術をしなくてはいけないと思っていませんか。
確かに視界が見えにくくなる白内障は毎日の暮らしに不便を生じさせるものなので、早急な治療が必要な病気に違いありません。
しかし歳をとるにつれて誰にでも多かれ少なかれみられる症状とも言われており、老化の速度が人によってまちまちなのと同じように、白内障の進行速度も個人差があります。
なので進行が本当に早い場合は、原因を取り除くための手術が必要になるでしょうが、ゆっくりと進行しているなら、手術時間や入院費用などがかからない方法も選べるのです。
それは点眼による治療です。
シーナックは白内障治療薬のひとつで、2010年にアメリカで認可を受けており、今現在大きな副作用がない安全な治療薬として太鼓判を押されています。
白内障は水晶体の透明度が失われる事で起こる症状ですが、この治療薬にはその原因であるタンパク質の酸化を食いとめる効果があるのです。
目薬の要領で一日朝と夕方の二回点眼して白内障を治療し、半年が過ぎた時点で一日一回に減らします。
6か月間の実験では、4割の人が水晶体の透過率があがり、9割もの人が視力が向上したという報告もあり、シーナックの効果の高さが証明されています。